耦園と京杭大運河を訪問した正直過ぎる感想とは?@中国の世界遺産

耦園と京杭大運河について

2019年4月に観光で中国を訪れた時に、中国にある世界遺産「耦園」と「京杭大運河」を観光してきましたので、これよりレビューをしますね。

世界遺産に登録されている中国の庭園

中国の蘇州古典園林として世界遺産に登録されている庭園は全部で9か所あります。

大小様々ですが、9つの庭園全てに共通しているのは、引退した高級官僚など蘇州の名士たちが邸宅内に山水の美を造園したという点です。

そして、個人の庭園ですので、その人の思想や理想や趣味嗜好を反映して、細部に渡って凝った造りになっていますが、

奇岩として有名な太湖石を配置し、池に面した建物から庭を眺め、変わりゆく景観を楽しむという古典的な江南様式も9つの庭園に共通しています。

そして、その中から今回ご紹介する庭園は、耦園(ぐうえん)という世界遺産です。

耦園について

耦園は、清の雍正年間(1722~1735年)に政務から引退した“陸錦”によって造られた庭園で、当初は耦園ではなく渉園と言われていたそうです。

途中戦乱などで荒れ果てた時期もありましたが、療養のため蘇州に滞在していた瀋秉成が1876年に再建しました。

その後も興廃を繰り返しながら、1994年に再整備され一般公開されるに至っています。

庭園に続く入り口にはこのような立派な門構えがあります。

中国語ですので正確には何が記載されているのか分かりませんでしたが、世界遺産の文字だけはハッキリと分かりました。

庭園の周りはこのような水辺に囲まれていました。日本でいうお堀みたいなものでしょうか。

耦園は今や世界遺産として世界各国から観光客が訪れますが、元々はあくまでも個人の邸宅です。プライベート確保のためにも、このような高い壁が庭園を囲っていました。

さあ、いよいよここから世界遺産「耦園」の中へ入っていきます!

新緑の木々の間に川や橋、そしてお金持ちの象徴ともいえる大きな石が設置されていました。

この太湖石は、太湖中より産する自然石ですので同じものは二つとしてありません。湖底の石灰岩が侵食を受けて出来上がったもので、お金持ちの中国人の庭には競い合うように決まって置いてあるそうです。

「この石に立つと出世すると言われている」と今回参加したツアーのガイドさんが仰ってました。私、もちろん速攻乗りましたよ(笑)

自宅に池や太湖石や綺麗に剪定された美しい木々に囲まれながら余生を過ごす!何て贅沢で優雅な生活なんでしょう。庭園のあちこちで草木が青々と生い茂り、日本ではあまり見かけたことのないような美しい草花も至る所にありました。

耦園を実際に見て回って思ったこと

事前に聞いていた情報ですと、

『耦園は、中国四大庭園と比べると規模も小さいしそれほど混雑もしていないので、のんびりと回りながら古の中国官僚の優雅な生活を、随所に垣間見ることができる』

ということでした。

が、しかし今回訪れたのが日曜日ということもあってか、雨が降っていたのにも関わらず、多くの中国人観光客でごった返していましたので、耦園は今や、中国四大庭園にも負けず劣らず人気のある庭園ということなのでしょう。

実際庭園を歩いてみると、小さいといっても個人の邸宅ということを考えればとてつもなく大きいですし、何といっても約20年も前の2000年に登録された「世界遺産」ですからやっぱり素晴らしかったです。

その一方で、耦園を調べる過程で『中国四大庭園』というフレーズをよく見聞きしました。

耦園は、中国四大庭園と比べるとそれほど有名ではないので混んでいないとか、中国四大庭園と比較すると小さいといったことですが、

中国四大庭園ってそんなに凄いの?と素朴な疑問が沸いてきましたので、中国四大庭園少し調べてみました。

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中国四大庭園とは?

中国四大名園とは、頤和園(北京)、避暑山荘(河北省承徳)、留園(蘇州)、拙政園(蘇州)の4つの庭園のことを指します。

今回のツアーでは、残念ながらこの四大庭園には行きませんでしたが、広大な中国の地で、耦園と同じ蘇州にある庭園が2つも含まれていることからも分かるように、蘇州はまさに歴史文化の街だといえるでしょう。

特に拙政園は、最も歴史のある庭園で、中国の古典庭園のスタンダードとなっているとのこと。そして拙政園という園名の由来は、詩人潘岳『閑居賦』の一節にある「拙者之為政(愚かな者が政治を司る)」に由来するそうです。

中国の歴史文化を知るためにも、拙政園は機会があれば是非行ってみたい庭園の一つとなりました。

但し、今回の観光中の蘇州における移動手段は、全て旅行会社の指定するバスでしたので、耦園も拙政園も何処にあるのか行き方すら分かりませんが、何度でも行く価値のある素晴らしい観光地であることは間違いないと断言できます。

京杭大運河/蘇州の世界遺産

実は、今回訪れた耦園の出口から徒歩僅か1~2分の場所に、耦園と同じくユネスコに世界遺産登録されている場所があります。

その名も京杭大運河(けいこうだいうんが)

京杭大運河は、以前BSテレビ東京で放映されたこともあり、日本でもご存じの方が多いようですがナイトクルーズが有名です。

しかし、今回のツアーでは結構激しい雨に見舞われてしまったため、残念ながら世界遺産京杭大運河をゆっくりと眺めることはできませんでした。

なかなか行くことのできない世界遺産ですので、せめて写真だけでも!と雨の中京杭大運河を撮影しましたのでご紹介します。

写真からは分かりませんが、実はこの写真を撮影している間は、ずっとドシャ降りの雨でした^^:

まとめ(正直過ぎる感想)

世界遺産「耦園」と「京杭大運河」を実際見て回ってみて、またいつか再訪問したいかと問われれば、正直ビミョーですかね。

中国の歴史と文化を強く反映した中国ならではの世界遺産ですので、日本では決して見ることのできないものであることに間違いはないのですが、

でも「何が何でもまた来たい!」とまでは思わなかったです・・・。というのが、正直な感想です。

以上【耦園と京杭大運河を訪問した正直過ぎる感想とは?@中国の世界遺産】でした。

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